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上海で離婚申請殺到 背景に不動産ローン政策改正の噂

2016年09月02日

【新唐人2016年09月02日】

上海市の不動産ローンの政策改正の噂が広まっているため、同市の不動産取引が5日間で5000件に上りました。さらに驚くべきことに、同市各地の役所には離婚申請者が殺到しており、受理件数が制限されるケースも出ています。

 

中国メディアの報道によると、これまで「離婚後1年未満の者が不動産を購入する場合、離婚前と同様の購入規制とローン政策が適用される」と噂されてきましたが、「新政策では離婚後2年経過しなければ不動産を購入できなくなる」との噂が流れました。

このため、上海では「離婚ブーム」が起こり、8月29日から、上海各地の民政局に離婚申請者の長蛇の列ができ、中には受理件数が制限されるケースも出ています。

 

中国メディアは、離婚手続きを終えたカップルはみな嬉しそうな笑みを浮かべ、中には相談し合いながら歩き、離婚証明書をきちんとしまうよう指示する女性もいたと報じています。

 

また、手続きの処理が早い区であれば、午前に離婚して午後に不動産を購入することも可能な一方、処理が遅い区では、金曜日に申請して週明けの月曜日に許可が下りると報じています。

 

なぜ噂によって離婚ブームが起きているのでしょうか?

 

これより前、今年3月の新政策発表で結婚ブームも起きていました。上海市は3月25日、2軒目以降の不動産購入の際は5割の頭金を納めるよう法を改正しまし た。さらに、上海に戸籍のない者は5年間の個人所得税と社会保険料を満額納めているうえ既婚であることも条件に定めました。

 

当時、噂を信じないで不動産購入の資格を失った人が続出したため、今回の不動産ローンの政策改正の噂を多くの人が信じ、離婚に殺到したのでした。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/08/30/a1283836.html(中国語)

(翻訳/白白 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

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